新生活をはじめて手取り「月18万円」です。ユニットバスの賃貸で「一人暮らし」を検討しているのですが、家賃が高くても「バス・トイレ別」を選ぶべきでしょうか?
新生活が始まるタイミングで、「一人暮らし」をスタートさせる方も多いのではないでしょうか。中には「一人暮らし」用の賃貸を選ぶ際、「ユニットバス」の物件にするか「バス・トイレ別」の物件にするか悩む方もいらっしゃると思います。   そこで当記事では、「一人暮らし」で「バス・トイレ別」の割合や首都圏の単身者向けアパートの家賃の平均額、「バス・トイレ別」の家賃は「ユニットバス」の家賃よりいくらくらい高いのかについて解説します。

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一人暮らしの「約7割」は「バス・トイレ別」

バスリエ株式会社の「一人暮らしのお風呂の調査報告」によると、一人暮らしの男女200人中69%が「セパレートバス」であるという結果になりました。このことから、一人暮らしの「約7割」は「バス・トイレ別」の物件に住んでいることが分かります。
 
また、湯船に浸かる頻度を尋ねる設問では、「バス・トイレ別」でも「ほぼ毎日」の21.01%を抑えて、「週に2~3日」が29.71%と一番多いことが分かりました。
 
さらに、「ユニットバス(3点ユニットタイプ)」の場合は「ほぼ毎日」は6.67%まで減り、「週に2~3日」が26.67%と最も多いことも分かりました。あわせて、「ユニットバス」であまり湯船に浸からない理由は、「お風呂が狭い」と回答した人が半数以上という結果になりました。
 

首都圏の単身者向けアパートの家賃は「平均5万8000円程度」

アットホーム株式会社「2025年1月 全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向」によると、首都圏(東京23区、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県)の単身者向けアパート(30平方メートル以下)の家賃の平均は「約5万8118円」と、「5万8000円」程度であることが分かりました。
 
あわせて、前年同月比でみると、首都圏のいずれの地域でも2%以上値上がりしていることが分かりました。物価上昇の波を受けて、家賃も値上がりしています。
 

「バス・トイレ別」は「ユニットバス」より「1万円」ほど家賃相場が高くなる可能性