
▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の洗濯コスト比較
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機では、洗濯にかかる水道代や電気代に差があります。使用する水の量や消費電力が異なるため、長期間使用すると家計への影響も変わってきます。
コストの違いを把握することで、洗濯機選びの参考になるだけでなく、日々のコストを試算して家計管理に役立てることも可能です。
本項では、ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の水道代と電気代を比較しますので、詳しく見ていきましょう。
水道代比較
家電製品を展開するA社によると、洗濯1回あたりの水使用量はドラム式が約83L、縦型が約150Lです(※)。
東京都水道局の水道料金(1Lあたり0.24円)をもとにすると、洗濯1回あたりの水道代は図表1のとおりです。
【図表1】
ドラム式洗濯機 | 縦型洗濯機 | |
---|---|---|
水道代 | 約19.9円 | 約36.0円 |
図表1のとおり、ドラム式と縦型では1回の洗濯で約1.8倍の水道代の差があります。
例えば、1日1回洗濯すると、1ヶ月(30日)でドラム式は約597円、縦型は約1080円かかります。
電気代比較
同社によると、洗濯1回あたりの消費電力量はドラム式が約68Wh、縦型が約98Whです(※)。
全国家庭電気製品公正取引協議会の電力料金目安(31円/kWh)をもとにすると、洗濯1回あたりの電気代は図表2のとおりです。
【図表2】
ドラム式洗濯機 | 縦型洗濯機 | |
---|---|---|
電気代 | 約2.1円 | 約3.0円 |