ペットボトルのミネラルウオーターは手軽に水を飲む手段として有効ですが、その分コストがかかってしまいます。では、ミネラルウオーターを購入するのをやめて給水スポットを利用すると、年間でいくら節約できるのでしょうか。
厚生労働省が発表した「令和6年就労条件総合調査 結果の概況」によると、令和5年の1年間における労働者1人あたりの年間休日総数の平均は116.4日です。
そのため、年間労働日数を249日(365日-116日)として、ミネラルウオーターを1日1本、365日飲み続けた場合と、249日飲み続けた場合の年間総額を算出し、表1にまとめました。なお、価格は2025年3月時点の税込価格です
表1
ミネラルウオーターの価格 | 365日飲み続けた場合の総額 | 249日飲み続けた場合の総額 |
---|---|---|
商品A (540ミリリットル・税込127円) |
4万6355円 | 3万1623円 |
商品B (500ミリリットル・税込187円) |
6万8255円 | 4万6563円 |
※筆者作成
表1のとおり、ミネラルウオーターを飲み続けると数万円単位のコストがかかります。水筒を洗うのが面倒などの理由でマイボトルを持ちたくない方は、ミネラルウオーターを買うのもひとつの手段です。
しかし、普段なんとなくミネラルウオーターを買っている方は、マイボトルを持ち歩き、給水スポットを活用すると節約につながるかもしれません。
まとめ
ミネラルウオーターの購入をやめて給水スポットを活用すると、かなりの節約につながるでしょう。経済的であるだけでなく、こまめに水分補給ができるので熱中症対策の効果があったり、ゴミを減らせるので環境に優しかったりするのも給水スポットのメリットです。
飲料代を節約したい方はマイボトルを持ち歩き、積極的に給水スポットを利用するとよいでしょう。