では、こうした規格外野菜のサービスを利用すると、実際のところ通常の小売価格よりもどの程度お得になるのでしょうか。執筆段階での最新の小売価格と照らし合わせて、価格を比較してみましょう。
 
まず、とあるサービスでは、にんじんやたまねぎなど15品が入って1箱1980円で販売しているようです。
 
次に、農林水産省の「食品価格動向調査(野菜)」を基に、令和7年3月10日の週の全国平均小売価格を見ると、表1のような結果となっています。
 
表1

1キログラムあたりの全国平均小売価格
キャベツ 413円
ねぎ 1043円
レタス 672円
たまねぎ 373円
トマト 816円
にんじん 566円
はくさい 439円
だいこん 286円

出典:農林水産省「食品価格動向調査(野菜) 調査結果 令和7年3月10日の週【3月10日~3月12日】」を基に筆者作成
 
例えば、上記の野菜がそれぞれ500グラムずつ入っていたと仮定すると、小売価格は2304円となるため、この比較では320円程度お得になる可能性があるようです。
 
ただし、どの種類の野菜が含まれるかはそのときの収穫量などによって左右されるため、届くまで厳密な価格の比較はできません。なお、サービスによっては日々変動する市場価格に合わせて規格外野菜を組み合わせながら箱売りの価格を設定するなど、お得な価格で販売できるシステムになっているケースもあるようです。
 

まとめ

野菜の種類によっては、規格外野菜を購入することでお得になる場合もあるようです。近くの販売店で売られていなくても、オンラインで販売されているケースもあるため、「形や色などは特に気にしないから安く野菜を買いたい」という方は、ぜひ規格外野菜を購入してみるとよいでしょう。
 

出典