近年は、主演作を含めた映画やドラマの出演が続くなど、再ブレイクしていた広末。ことCMに関しては、この春から契約開始したものが多く、業界関係者の落胆は大きいという。
「スキャンダル前まで契約していたのは、キリンビール、エドウィン、ゴディバジャパン、日本和装の4社。エドウィンは俳優業を、半ば引退していた坂口憲二を引っ張り出してきた意欲作。当該商品の発売25周年を記念し、キャンペーンを展開していただけに出鼻をくじかれた格好です。それ以上に大きなインパクトがあったのが、キリンビールの『本麒麟』。2018年の発売以来、俳優の杏を起用してきましたが、この春から広末へとキャスティングを一新。主力商品として出稿量も多く、うまく軌道に乗れば、広末のCM契約数も二桁に乗るのではというのが、事務所の皮算用だったはずです」(広告代理店関係者)
「クライアントと代理店が、パニック状態になっていることは想像に難くありません。ビール系飲料の販売数は、これから夏にかけてが販売のピーク。現在はタモリと満島真之介が出演していますが、女性への販売促進も行いたい中で、今回の件は大きな痛手。関係者内では、現在同社の別商品(『キリン一番搾り』)に出演中の石田ゆり子が暫定的に出演するという話も出ています」(前出・広告代理店関係者)
ちなみに本件にとどまらず、広末と石田には縁があるようだ。
「広末は、宝くじCM(MEGA BIG)へのキャスティングが進んでいたと言われています。そのCMに現在、出演しているのは、石田ゆり子。50代の石田から、40代の広末へ世代交代をはかっていましたが、今回の一件でもちろん白紙になりました」(CMディレクター)
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