SNSで150万人以上の総フォロワーを持つ人気YouTuber・あいりさん(48歳)が、不妊治療から高齢出産までの経験を綴った新刊『45歳で初めてママになりました。私の不妊治療・妊娠・出産のすべて』が、2025年3月27日に発売されました。

今回は不妊治療中の心境について、本書から当時を描いたコミックエッセイを紹介。あいりさんご本人にも話を聞きました。


「不妊治療で一番つらかったのは、ゴールが見えないことでした」
あいりさんは、30代で初めて不妊治療を始めました。タイミング法(※1)からスタートし、人工授精(※2)は約2年間で20回ほど試したそう。
「治療を何度繰り返しても、結果が出ない。いつ妊娠できるかは、誰にもわからない……。そんな日々が延々と続くんです」
※1タイミング法…医師の指示のもと妊娠しやすいタイミングで性交渉をおこなう方法
※2人工授精…妊娠しやすいタイミングで精液を子宮内に直接注入する方法
◆芸能人の妊娠報道で劣等感に襲われることも

「友人から年賀状が届いてお子さんの写真を見ると、嫉妬してしまうこともありました。芸能人の妊娠報道を見たり、街で妊婦さんを見かけたりすると、ひどい劣等感にさいなまれてしまって。そんな自分が嫌で嫌でまた落ち込む、という負のループに陥っていました」