独立後の彼女は、約25年ぶりに歌手活動を本格的に再開。今年はBSや地方局への出演が続いており、1月と2月にBS12トゥエルビの特番『空き家問題2025~進む人口減少と空き家対策の最前線~』にゲスト出演した際には、多くのネットユーザーが「なぜ空き家番組に広末?」とザワついていた。
さらに、2月にはテレビ高知で冠街ブラ番組『広末涼子の高知でやりたい10のこと』が放送され、同月の『高知龍馬マラソン2025』には大会ゲストとして参加。故郷・高知県でのローカルな仕事が続いていた。
そんな彼女は、今後も3月29日・30日に台湾・高雄市で開催される音楽フェスティバル『メガポートフェスティバル』(大港開唱)への出演を控えているほか、5月に上演される朗読劇で俳優復帰することも決定しており、方々からのオファーは絶えないようだ。
スポンサー離れのフジテレビ、スキャンダルタレント「呼びやすい?」
なお、不倫騒動を起こしたタレントの中には、アンジャッシュ・渡部建のように騒動から5年近くたっても地上波全国放送までたどりつけないケースもある。
しかし、今回広末を起用したフジテレビは、中居正広をめぐる女性トラブル騒動でスポンサー離れが著しく、ある意味「スキャンダルを起こしたタレントにオファーしやすい状況」といえるかもしれない。前出の竹下光氏が言う。
「大手芸能事務所の中には一連の騒動が沈静化するまで自社の所属タレントをフジの番組に出演させることに難色を示しているところもあるという話ですし、騒動は番組のキャスティングにもかなりの影響を及ぼしていそうですからね。
幸か不幸か数多くのスポンサー企業が離れる中、現在も手を差し伸べているスポンサーに関してはある程度同局と強固なパイプで結ばれていたり、信頼関係が築かれていたりして番組制作にもそこまで口うるさく介入する感じでもなさそうです。そうした中、スキャンダルの内容いかんによっては、これまでテレビから遠ざかっていたタレントに番組サイドがオファーを出す可能性も十分あるでしょう」