無印良品「水のいらないシャンプー」
 成分面も確認します。保湿成分としてカキタンニン、リピジュア(R)(ポリクオタニウム-51)、ヒアルロン酸などが配合されている一方、合成香料無添加・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・シリコンフリーと、余計なものはカットする方針でしょうか。

無印良品「水のいらないシャンプー」
 試しにティッシュペーパーにスプレーしてみると、液体は無色透明でサラッとしていて、ハーブのような香りがします。髪を洗えない時に感じる頭皮のモワッとした嫌なニオイに、スッと爽快感をもたらしてくれそうです。

◆コスパ良好&1本だけで完結できる気軽さが◎

無印良品「水のいらないシャンプー」
 使い方は一般的な液体タイプのドライシャンプーと同様です。

 ①頭皮に適量スプレーする、②指でなじませる、の2STEP。「シャンプー」ですから、髪の毛ではなく、頭皮に吹きかけるということですね。

無印良品「水のいらないシャンプー」を使う高木沙織
 私は簡単そうな頭頂部からスプレーしてみます。

 15cmほど離した位置でプッシュすると、広範囲というよりはまとまった範囲……というかわりとピンポイントで湿ります。なので、指先で液体を広げながらなじませる感覚です。

無印良品「水のいらないシャンプー」を使う高木沙織
 スプレーが頭皮にかかるとヒヤッとし、リフレッシュ感のある軽めの香りがふんわり。指先で頭皮に揉み込んでいくうちに、モワッとしていた頭皮の不快感が軽減!

 揉み込みなじませるうちに、頭皮だけでなく生え際から数cmの髪の毛にもスプレーが行き渡るのか、“皮脂でペタッとボリュームがなくなる問題”にもそこそこ効いている気がしました。

無印良品「水のいらないシャンプー」を使う高木沙織
 側頭部や後頭部は、髪をかき分けながら頭皮を狙ってスプレー。

 鏡の前でも自分ではよく見えないのが後頭部付近ですが、なんとなくで大丈夫そうです。そもそも普段のシャンプーも、手探りでやっているのでなんら変わらないですね。

無印良品「水のいらないシャンプー」を使う高木沙織
 容器の角度によっては上手くスプレーできないこともありましたが、何度か使っていくうちにコツがつかめ、難しさを感じることもありませんでした。ただ、中身が少なくなってくると、多少の使いにくさはあるかも?