総務省統計局の同調査によると、支出の中でも食費にかかる費用が1番多いことが分かります。そのため、食費を見直すことも有効です。
食費を削減するには、計画的な買い物と無駄を省く工夫が重要です。まず、まとめ買いと作り置きを活用することで、頻繁な買い物を避け、無駄な出費を減らせます。特に、特売日や割引商品を活用し、安く食材を購入して、その食材を中心に献立を考えることが効果的です。
また、外食や加工食品が多い場合は、それを減らすのも節約につながります。例えば、1回の外食で1000円かかるところを、自炊で1食300円程度におさえられると、700円の節約になります。1日700円おさえられると、1ヶ月(30日)で2万1000円の節約が可能です。
健康に気を付ける
年齢を重ねると病気やけがを負うリスクが高くなり、それによって医療費が大きく膨らむことがあります。そのため、日頃の生活習慣を見直して病気を予防し、医療費ができるだけかからないように気を付けましょう。
健康を維持するために、以下のようなことを意識してみてください。
●食生活を整える
●適度な運動を続ける
●定期的に健康診断や予防接種を受ける
これらを実践することで、健康を維持でき、医療費の割合を少なくできるでしょう。長く元気に暮らすために、今からできることを少しずつ始めてみましょう。
年金月5万円とパート収入が10万円以下の場合は、生活が苦しくなる可能性がある
65歳以上の女性の一人暮らしにかかる1ヶ月の平均的な生活費は15万5923円とされており、年金の5万円に加えて、パート収入が10万円より少なかった場合は生活費が足りなくなるかもしれません。しかし、生活費を工夫することで、負担は減らせます。
固定費や食費を見直す、健康管理を徹底しできるだけ医療費がかからないようにするなどを意識することで、支出を少しずつおさえることができます。大切なのは、無理なく続けられる方法を取り入れることです。お母さまが安心して暮らせるよう、一緒にサポートしていきましょう。