「名探偵津田」はなぜ視聴者に愛されるのか
2位:ひょうろく 19%
2位にはピン芸人・ひょうろくがランクイン。細身のスキンヘッドで、鹿児島訛りが特徴的な彼は、この番組でブレークしたと言っても過言ではありません。
当時まだ無名だった彼がインパクトを残した企画として、23年7月26日に放送された「扮装状態でスタッフに撒かれたら一巻の終わり説」が挙げられます。ハクチョウの頭が股間部分から突き出たバレリーナの姿に扮装したひょうろくが、ロケ先の山奥で取り残されるというドッキリ企画で、番組に対しては「攻めすぎ」といった意見のあったものの、ハクチョウの頭を抱えて低姿勢でダッシュするひょうろくに「最高すぎる」「今年1番笑った」など絶賛の声が続出しました。
そんな彼の人柄が最も垣間見えたのが、今年2月19日から2週にわたって放送された「ひょうろく人間性最終チェック」。“兄の隠し子”という設定の男の子・ケンケンを預かることになったひょうろくは、ケンケンの教科書にいじめを連想させる落書きを発見。爪で削って消してあげたり、ハーモニカを吹いてエールを送るなど、優しい人柄が視聴者の感動を呼びました。ネット上では「人間性がすばらしい」「ひょうろくさんの企画また見たい」といった声が上がっており、今後のさらなる活躍に期待がかかります。
ラヴィット!』&『水ダウ』からブレイク芸人続出の理由
3位:パンサー・尾形貴弘 12%
3位に滑り込んだのは、トリオで活動するパンサー・尾形貴弘でした。いじられキャラとして知られる尾形は、いまや『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の常連に。毎年恒例の「1週間予告ドッキリ」や逆ドッキリシリーズ「ドッキリの仕掛人 どんなにバレそうになってもそう易々とは白状できない説」など、多くの爪痕を残しています。
中でもサイゾーウーマン読者の印象に残っているのは、21年11月24日に放送された「落とし穴に落ちたのに一向にネタばらしが来ないまま日が暮れたら正気じゃいられない説」でしょう。深さ3m超えの落とし穴に落とされ、長時間放置される様子を観察するというもので、何度失敗しても諦めずに脱出を試みる尾形の姿に視聴者が釘付けになりました。最終的には全裸になりながらも見事自力で脱出。これには「めっちゃ泣けた」「諦めない尾形さんカッコいい」といった声が相次ぎました。