新卒で入社する会社は給料日が「25日」です。初任給がもらえるのは「5月25日」と「4月25日」のどちらになるのでしょうか?
新卒で会社に入社すると、社会人として初めての給料=「初任給」を楽しみにする人も多いでしょう。しかし、入社してすぐの4月25日に初任給がもらえるのか、それとも1ヶ月遅れの5月25日になるのか、不安に思う人もいるかもしれません。   本記事では、会社の給与システムの仕組みを解説しながら、初任給が5月25日なる場合の対策についても紹介します。

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初任給は4月25日? それとも5月25日?

多くの新卒社員が入社する4月は、社会人としての新しい生活がスタートする月です。当然ながら、給料日がいつなのか気になりますよね。
 
一般的な企業の給料日は「毎月25日」や「月末」に設定されていることが多いですが、実は給料がもらえるタイミングは「締め日」と「支給日」によって決まります。
 
このルールを知っておかないと、4月の給料をもらえると思っていたのに、実際には5月にならないともらえない、ということもあり得ます。
 

給与の「締め日」と「支給日」の仕組みを解説

会社の給与は、以下のような流れで計算されます。


締め日:給与の計算対象となる期間の最終日(例:毎月末、毎月15日 など)
支給日:計算された給与が実際に振り込まれる日(例:翌月25日、当月25日 など)

例えば、次のようなパターンが考えられます。
 
「月末締め・翌月25日払い」(最も一般的)
 → 4月分の給与(4/1~4/30の労働分)が、5月25日に支給される
 
「15日締め・当月25日払い」
 → 4月1日~4月15日の給与が、4月25日に支給される
 
「月末締め・当月25日払い」(一部の会社で採用)
 → 4月1日~4月30日の給与が、4月25日に支給される
 
多くの企業では「月末締め・翌月25日払い」や「15日締め・翌月25日払い」のルールを採用しています。そのため、4月入社の新卒社員の初任給は「5月25日」になるケースが多いです。
 

多くの会社では「5月支給」が一般的な理由