「助産師」になるための「条件」とは? 夢を実現するにはどれくらいの「学費」が必要?
助産師になるには、看護師の資格取得後に助産師の資格を取る必要があります。また、進路によって学費や修学年数も異なります。どの進路を選んで、学費はいくらかかるのか、気になる方もいるでしょう。   そこでこの記事では、助産師になるための進路や、かかる費用について詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

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助産師になるための条件

助産師になるためには、以下の3つの条件をクリアしなければならないようです。
 

・看護師の資格をとる
・助産師の資格をとる
・女性である

 
助産師になるには、看護師の国家試験と助産師の国家試験に合格する必要があるとされています。また、日本においては女性であることも条件となっており、男性の産科医は多くいますが助産師の場合は女性しかなれません。
 

高校の普通科を卒業した後の進路

高校卒業後に助産師を目指すためには、専門学校・短期大学・大学などへ進学し、看護師国家試験に合格する必要があります。
 
看護系の大学にて助産師課程を選択した場合は、看護師国家試験に合格すると、助産師国家試験の受験資格を取得できるようです。
 
ほかを選択した場合は、看護師国家試験に合格した後、看護系の大学院や助産師養成所などに進学し、修了すると助産師国家試験の受験資格を得られるとされています。
 
なお厚生労働省によると、助産師の学歴で最も多いのは大学卒業者(71.2%)、次いで専門学校卒業者(50.8%)となっています。
 

大学でかかる費用

助産師になるまでにかかる学費は、進路によって異なります。今回は大学を例に、かかる費用を見ていきましょう。
 
とある大学の入学金と、1年あたりにかかる学費の目安は、以下の通りです。