では次に、課長から部長に昇進すると仕事内容はどのように変わるのかを見ていきます。
部長も課長も同じ管理職ですが、その役割は全く異なるようです。部長は部署の責任者として、組織の運営を行いながらさまざまな意思決定を行っています。直接部下を指導して育成する課長とは異なり、経営者寄りの立場の仕事をしていて、より責任ある立場になるというわけです。
部長のおもな仕事には次のようなものがあげられます。
・部署全体を管理すること
・課長や現場メンバーの教育
会社の規模によっても異なりますが、部長になると部署全体で100人近いメンバーを管理する立場になることもあるでしょう。部署・部門全体を管理する立場であるため、部下全員が働きやすい環境を整えることも部長の大切な仕事です。また、部門の責任者として社内だけではなく社外との交渉やトラブル対応などを行うこともあるでしょう。
「課長」から「部長」に昇進すると年間で126万2400円給与が上がる可能性がある
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」によると、課長級から部長級に昇進した場合、ひと月で10万5200円給与アップすることがあるようです。同じ賃金を1年間受け取った場合には126万2400円給与が上がる計算です。これには、超過労働給与額や賞与は含まれていないためさらに給与アップする可能性があるでしょう。
課長から部長になると部門の責任者として部署全体を管理する立場になり、他部署や社外との交渉など、より責任ある立場になります。部下や同僚とのコミュニケーションだけでなく、経営層や他部署との関係構築が大切になります。より広い視点で組織全体の成長を考えることが一層重要になるでしょう。
出典
厚生労働省 令和5年賃金構造基本統計調査の概況 1 一般労働者の賃金 主な用語の定義 「賃金」(4ページ)、(7)役職別にみた賃金(14ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー