子どもが3人いる家庭の食費はどれくらい?食費をおさえるポイントは?
子どもが3人いる5人世帯の食費は、家計の内訳のなかでも大きな支出となります。食べ盛りの子どもの成長に必要な栄養バランスを考慮しながら、食費をおさえることに悩む方もいるでしょう。今回は、5人世帯の食費と節約方法について解説していきます。

▼4人家族で食費「月8万円」は高い? 1人当たりの“平均”もあわせて解説

子どもが3人いる家庭の食費はどれくらい?

5人世帯の食費とその内訳は、表1の通りです。
 
表1

項目 金額
食費合計 10万1806円
穀類 8754円
魚介類 5739円
肉類 1万2060円
乳卵類 5189円
野菜・海藻 9142円
果物 2501円
油脂・調味料 4724円
菓子類 1万570円
調理食品 1万4341円
飲料 6727円
酒類 3689円
外食 1万8956円

総務省統計局 家計調査(家計収支編)二人以上の世帯(2023年)表番号3-1を基に筆者作成
 
総務省統計局の家計調査によると、5人世帯の月間食費の平均は10万1806円です。そのため、5人家族で毎月「10万円」という食費は平均並みであることから、特別高いわけではありません。
 
内訳を見ると、外食が1万8956円と最も高額となっています。次いで、調理食品が1万4341円、肉類が1万2060円と続きます。子どもがいる世帯では、量の確保だけでなく成長に必要な栄養バランスも重要となるため、幅広い食材への支出が必要となり、食費が高くなってしまう可能性が考えられるでしょう。
 

食費をおさえるポイント

ここからは、食費をおさえるポイントについて解説します。
 

食品ロスを減らす

食品ロスを減らすことで、食費の節約につなげられます。対策として、以下の方法が効果的です。

●冷蔵庫の中身を確認し、必要な分だけ購入する
●期限表示をしっかり確認し、使用予定に合わせて商品を選ぶ
●必要な量だけ購入する