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固形せっけんと液体せっけんのコストを比較
同じメーカーの商品でも価格が異なるため、せっけんの単価に違いがあれば、同じ商品を使い続けた場合のコスト差は大きくなるものです。ここでは単身世帯の方が手洗いにせっけんを使用する場合に、固形せっけんと液体せっけんでどの程度の差が生じるか比較します。
固形せっけんの場合
洗顔2回、体洗い1回、手洗い2回を行った際に使用するせっけんの量は約1グラムとされています。固形せっけんの場合は使用量によって泡立ちが異なるため、人によって消費量が異なることがあるかもしれません。
体洗いは洗顔や手洗い2回分の使用量と仮定し、1日6回分の手洗いとした場合の1回当たりの使用量は約0.17グラムです。このことから、1日2回体洗いをした場合、1日の固形せっけんの使用量は0.34グラムになります。
あるメーカーの固形せっけんは、1個あたり110円で重さは90グラムあるようです。このせっけんを使う場合1個で約265日使用可能なため、1.4個あれば1年間利用可能です。この場合であれば、年間コストは154円となります。
液体せっけんの場合
液体せっけんのハンドソープの場合、1プッシュあたり1〜3ミリリットル分の洗剤が出るようです。あるメーカーの液体せっけんの場合、詰め替え用は286円(税込み)で内容量は200ミリリットルとなっています。仮に1プッシュ1ミリリットルと仮定した場合、1回の手洗いで2プッシュすると、1日2回の使用量は4ミリリットルです。
上記の計算だと、詰め替え1袋で50日使用でき、年間7.3袋必要となります。また、1回の手洗いに1プッシュで洗った場合、1日の使用量は半分になるため、年間だと約2.3袋が必要です。液体せっけんの場合、1回2プッシュだと年間コストは約2088円、1回1プッシュだと約1044円となります。
1回2プッシュで手を洗う場合だと、固形せっけんと比較して年間で13倍以上の差が生じると分かります。