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アクセルとブレーキの踏み間違いによる死亡事故は高齢者が多い
公益財団法人交通事故総合分析センターの調査によると、アクセルとブレーキの踏み間違い事故は、3年間で1万件近く発生しています。死亡や重傷に至った事故の多くは65歳以上の高齢者が引き起こしており、基本的には年齢が高くなるほど、踏み間違いの事故も増えているようです。
また、踏み間違い事故は、低速で走行している状況で発生しやすい傾向があるようです。例えば、以下のようなケースがあるといわれています。
・コンビニエンスストアの駐車場で前方に進むつもりがバックしてしまい、慌ててブレーキとアクセルを踏み間違えた
・コインパーキングでコインを入れることに気を取られ、ブレーキから足が離れて車が前に進んだため慌ててブレーキとアクセルを間違えて踏んだ
このように、何らかの操作ミスが原因でパニック状態に陥り、アクセルとブレーキを踏み間違えてしまうケースがあるようです。
後付けの誤発進防止装置がある
近年、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置がついた「サポカー」が増加していますが、通常の車でも後付けで誤発進防止装置をつけられるメーカーがあります。ここでは、後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置を見ていきましょう。