モラハラとは？モラルハラスメントの定義は？
モラルハラスメントとは道徳による精神的な暴力や嫌がらせのこと
モラルハラスメントとは、モラル（道徳）による精神的な暴力や嫌がらせのことです。略称として「モラハラ」と言われています。パワハラとは異なり、暴力ではなく、言葉や態度による精神的なダメージなので、肉体的な外傷は残りません。その為、長期的な苦痛を与えられ続けることになり、精神的に追い詰められていきます。
モラルハラスメントの定義（加害者側）
モラルハラスメントの定義としては、加害者にとって被害者は人間ではなく「モノ」という認識があります。また、外聞を大変気にする性格でもある為、「自分の『モノ』に対して何をしても良い」という考えが根本にはありますが、外見で判断できるような肉体的な暴力は行ないません。外聞を気にしているからです。
モラルハラスメントの定義（被害者側）
モラルハラスメントの定義として、被害者は常に「自分が悪い」という罪悪感を持ちやすい傾向にあります。その為、上から抑え付けられるような態度を取られると、「これは自分が至らないからだ」という考え方に陥り、反抗することがありません。加害者の言いなりになり、完全に「モノ」として存在してしまいます。
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モラハラ男の見分け方｜チェックしたい特徴10選！①～⑤
モラハラ男の見分け方や特徴のチェック①世間体を気にする
モラハラ男の見分け方や特徴のチェックの1つ目は、世間体を気にする、という特徴があります。人から自分がどう見られているのか、ということが大変気になります。また自分の噂話に関しても大変敏感です。更に情報収集にも長けている為、自分に関する陰口も、その内容や人物まで、かなり詳しく知っていたりします。
仮に陰口を言われているからと知って、それでどうするわけではありません。ただ、事実として情報をしっかり掴んでおく、ということです。仕返しをしたり、注意をしたりすることは決してありません。ただ、大変詳しく知っていたりする為、周囲の人たちは恐怖心を感じたりする場合があります。
モラハラ男の見分け方や特徴のチェック②身だしなみに隙がない
モラハラ男の見分け方や特徴のチェックの2つ目は、身だしなみに隙がない、という特徴です。世間体を気にすると同時に、自分の外見にも大変気を使います。それが職場なら、アイロン掛けされ、糊の利いたワイシャツを着ていたり、革靴なら顔が映るくらいにぴかぴかに磨かれていたりします。身に着けているものも高級です。
私服でも隙がありません。Tシャツにジーパンという格好は絶対にしません。さすがにスーツを着ることはありませんが、それでも外出時にはジャケットを羽織り、下はプレスされたスラックス、という格好です。見ている周囲の人たちが息苦しさを覚えるくらいの、身だしなみの隙のなさが特徴です。
モラハラ男の見分け方や特徴のチェック③言葉遣いがいつも丁寧
モラハラ男の見分け方や特徴のチェックの3つ目は、言葉遣いがいつも丁寧、という見分け方です。どれだけ付き合いが長くても、常に丁寧な言葉で話します。砕けたような話し方をすることは決してありません。語尾に関してもいつも「ですます調」です。それはこちらが砕けた話し方をしても、変わることはありません。
ただし、彼女と二人きりになるとこの丁寧さは少し様子が変わってきます。「ですます調」というよりは、「～しなさい」という命令口調が入ります。言い方は丁寧ですが、大変威圧的で、嫌とは絶対に言わせない、という強い意志が感じられます。言われた側は思わず身体をすくめてしまうような、そんな雰囲気があります。
モラハラ男の見分け方や特徴のチェック④怒りの感情を表さない
モラハラ男の見分け方や特徴のチェックの4つ目は、決して怒りの感情を表さない、という特徴です。自分の悪口を言われた時はもちろん、自分の思い通りに物事が進まなかった時でも、決して怒りの感情を表すことはありません。いつでも沈着冷静です。周りから見ると、少々冷たすぎるのではないかと感じられるほどです。
ただし、これは世間体を気にしているからです。彼女と二人きりになると、言葉の暴力が始まります。言い方もきつく、人格を否定するようなことを言う場合もあります。日常的な怒りを二人きりなった時に一気に爆発させ、彼女に全部ぶつけているのです。言い返す隙も与えないくらいの勢いで罵る場合もあります。
モラハラ男の見分け方や特徴のチェック⑤話し方がとても静か
モラハラ男の見分け方や特徴のチェックの5つ目は、話し方がとても静か、という特徴です。多くの人たちの目があるところでの話し方は、大変静かです。興奮して大きな声になることはありません。笑う時でさえ、大きな口を開けて大爆笑をする、ということありません。少し目を伏せた状態で静かに笑みをこぼすくらいです。
ですが、彼女と二人きりになると、態度は豹変します。日頃は感情を抑え付けている為、それが一気に爆発するのです。この場合の感情の爆発のさせ方は『怒り』が一番多くなります。我慢している分、ストレスも溜まっている為、そのストレスを怒りという形で彼女に全面的にぶつけて発散しているのです。
モラハラ男の見分け方｜チェックしたい特徴10選！⑥～⑩
モラハラ男の見分け方や特徴のチェック⑥潔癖症
モラハラ男の見分け方や特徴のチェックの6つ目は、潔癖症、という特徴です。大変な潔癖症で、人によっては常に消毒用のアルコールや濡れティッシュを持ち歩いていたりします。自分が不潔だと感じたら、気が済むまで消毒用のアルコールなどで拭き掃除を始めます。職場では就業開始前に机やパソコンなどを綺麗に拭きます。
これは自分の家の中でも同じです。そして、彼女にも同じことを要求します。ただし、彼女への態度はとても人間とは思えないようなものです。基本的に人間ではなく「モノ」と認識している為、まるで不潔なもののような態度を取ります。
モラハラ男の見分け方や特徴のチェック⑦神経質
モラハラ男の見分け方や特徴のチェックの7つ目は、神経質、というチェックです。神経質さは度を越えています。デスク上のものは常に定位置確保で、真っ直ぐに置いておかないと気が済みません。大変神経質な人の場合は、文字を書く際、物差しを使う場合もあります。真っ直ぐに書けないと我慢できないからです。
彼女に対しては自分以上の神経質さを要求します。歩き方ひとつとっても真っ直ぐあるように要求したり、部屋のものの置き方も、揃えて置きなさいや、真っ直ぐ置きなさいと、事細かに要求してきます。
モラハラ男の見分け方や特徴のチェック⑧あまり笑わない
モラハラ男の見分け方や特徴のチェックの8つ目は、あまり笑わない、という特徴です。周囲の人たちが大笑いをするような場面でも、一人目を伏せて微笑む程度です。大きな口をあけて笑うようなことは絶対にありませんし、みんなで騒ぐ、という事も決してありません。みんなが騒いでいる輪から離れたところに佇んでいます。
これは人前で歯を見せて笑うことは、大変醜い、と感じているからです。大きな声で笑ったり、大きな口を開けて笑うことは、人間としてみっともないと感じています。その為、彼女にも同じことを要求します。大きな声で笑ったり、大きな口を開けて笑うと、二人きりになった時、暴言で責め立てます。
モラハラ男の見分け方や特徴のチェック⑨完璧主義者
モラハラ男の見分け方や特徴のチェックの9つ目は、完璧主義者、という特徴です。失敗は絶対に許されません。自分の辞書に「失敗」という文字はないのです。また、失敗する人の気持ちや理由も、全く理解できません。失敗した人を責めるようなことはしませんが、謝罪の言葉はきちんと聞いてくれることはありません。
ただし、彼女が失敗しようものなら、猛烈な勢いで罵声を浴びせます。「失敗するのは、人間的に駄目だからだ」と人格まで否定して責め続けます。その責め方は大変徹底的で、聞いている方は「本当に自分はダメ人間なんだ」と感じるくらいの勢いです。
モラハラ男の見分け方や特徴のチェック⑩リーダーシップ
モラハラ男の見分け方や特徴のチェックの10個目は、常にリーダーシップの位置にいる、という特徴です。誰かの下につくようなことは絶対にありません。気が付くと、いつでもリーダーシップとしてすべての人たちに指示を出し、仕切っています。ただ、指示の出し方はどこか威圧的で、有無を言わせない雰囲気があります。
これが彼女になると、徹底的に指示を出します。まるで彼女には自分の意思がないかのように、あらゆる指示を出します。その日の服装から、アクセサリー、化粧の仕方、等々。自分の意見を言おうものなら、ものすごい勢いで怒り出します。
モラハラ男の心理は？
モラハラ男の心理①自分が正しい
モラハラ男の心理の1つ目は、常に自分は正しい、という心理です。自分は間違うはずがない、という気持ちがあります。その為、とんでもない自信があります。ゆるぎないその自信が、他の人に威圧感を感じさせ、自分の言う事を誰もが聞く状況を創り出しています。ただ、否定されると、大変な怒りを感じます。
モラハラ男の心理②世間体への恐怖
モラハラ男の心理の2つ目は、世間体への恐怖、という心理です。実は人の目が大変気になります。自分がどんな風に見られているのか、また評価を受けているのかが、気になって気になって仕方がありません。そして、常に自分は高評価であり続けるべきだ、と考えています。自分はこう評価され続ける人間だと思っているのです。
モラハラ男の心理③自己中心的
モラハラ男の心理の1つ目は、自己中心的、という心理です。常に自分はすべての中心だという根強い心理があります。それは自分の中でも同じです。他の人に対しては全く関心がなく、自分の世界では常に自分が中心にあります。他の人は誰一人いません。その為、自分が中心でないと感じると、大変な怒りを感じます。
モラハラ男の心理④自己顕示欲の塊
モラハラ男の心理の4つ目は、自己顕示欲の塊、という特徴です。常に自分が一番でなければならず、すべての人たちが自分に注目し、素晴らしいと感じてくれなければ、我慢なりません。特に自分にとって身近な人は、必ず自分に注目し、自分を崇めてくれなければ、猛烈な怒りの感情を感じます。我慢ならないのです。
モラハラ男の標的にされやすい女性の特徴は？
標的にされやすい女性の特徴①自信がない
標的にされやすい女性の特徴の1つ目は、常に自信がない、ということです。自分のすることすべてに対して自信がありません。誰かに正しいかどうか確認しなければ、大きな不安に襲われるのです。誰かが肯定してくれると、初めて、「これをやってもいいんだ」と思い、行動を起こします。
標的にされやすい女性の特徴②自立心がない
標的にされやすい女性の特徴の2つ目は、自立心がない、ということです。「自分」というものを持っていません。今まで常に誰かの言いなりになってきました。自分の人生を、自分の力で歩んだ経験が一度もないのです。
標的にされやすい女性の特徴③決断力がない
標的にされやすい女性の特徴の3つ目は、決断力がない、ということです。これは自分で決めた経験がないからです。また、自分の意見や考えというものも持ったことがない為、突然選択を迫られても、自分で決断することはできません。長い時間かけて迷い、結局他の人に選択を任せてしまいます。
標的にされやすい女性の特徴④怒らない
標的にされやすい女性の特徴の4つ目は、怒らない、ということです。怒りの感情というものがどういうものなのかがわかりません。今まで「不満」という感情を持ったことがないからです。常に誰かの言いなりになっていて、それが当たり前になっている為、不安もなければ怒りも感じないのです。
