食材宅配サービスは、使い方によっては便利なサービスでもあります。例えば小さな子どものいる家庭では、なかなかスーパーへ足を運ぶことが難しい場合があるかもしれません。
 
子どもを連れて、ゆっくり買い物をすることは至難の業です。子ども向けの便利な商品や宅配サービス料が0円になる子育て割を提供している食材宅配サービスもあり、使い方によっては節約につながる場合も考えられます。
 
ただし、食材宅配サービスを利用する場合は、ついつい買いすぎてしまうこともあるでしょう。そのため、注文する際は金額の上限を決めて、計画的に購入することが大切です。必要なものをすべて食材宅配サービスで購入するのではなく、普通のスーパーとも比較しながら使い分けてみてください。
 

生協を利用する家庭の平均世帯年収は559万円! 普通のスーパーと比較して割高であるとは一概にいえない

生協組合員の平均世帯年収を調べてみたところ559万円で、日本の給与所得者の平均年収である460万円よりも99万円多いことが分かりました。「利用者はそれなりの稼ぎがある」といえますが、年収別の割合では400万円未満の家庭も41.1%を占めることから、必ずしも富裕層向けのサービスであるとは言い切れません。
 
食材宅配サービスでは、普通のスーパーと同様の価格で販売している商品もあるようです。子どものいる家庭や忙しい家庭などにとっては、使い方によって便利なサービスでもあります。普通のスーパーよりも割高であるとは一概にいえませんから、普段利用するスーパーと比較しながら使い分けるとよいでしょう。
 

出典

日本生活協同組合連合会 2024年度 全国生協組合員意識調査 報告書【概要版】 1 組合員のプロフィール 1.6 組合員世帯の家計(18ページ)
国税庁 令和5年分 民間給与実態統計調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー