日本では映画館といえばポップコーンを食べるイメージが定着していますが、SNSや映画レビューには「ポップコーンを食べる音が気になる」という投稿が見られます。
 
ポップコーンを噛んだときに出る音のほか、箱の中のポップコーンを混ぜるときに発する「ガサゴソ音」に不快感を示す人がいるようです。
 
もちろん、全ての人がポップコーンの音を不快に感じているわけではないでしょう。しかし、そういった声がある以上、館内で買ったポップコーンであっても周りへの配慮が必要なのかもしれません。
 

ルールを守りつつお互いの価値観を尊重することが大切

映画館で販売されている飲食物が割高なのは事実です。とはいえ、映画館が飲食物の持ち込みを禁止している場合は、そのルールに従わなければなりません。
 
また、同伴者が映画館で飲食物を買うことを「もったいない」の一言で否定することは避けましょう。それぞれが違った考え方を持っており、飲食物の料金に「映画館で好きなものを飲み食いするという、特別な体験の対価」も含まれていると考えると、納得できる人もいます。同伴者がその体験を楽しんでいる場合は、その価値観を尊重することも大切です。
 
一方で、映画館での飲食を楽しむ人も、音が気になる人がいることを理解し、配慮することが求められます。例えば、静かなシーンでは食べるのを控える、咀嚼(そしゃく)するのは音が大きな場面に限るといった配慮があってもいいかもしれません。
 
お互いに価値観を尊重し、配慮し合うことで、より気持ちよく映画を楽しめるはずです。
 
執筆者:浜崎遥翔
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

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