映画館でポップコーンを「850円」で買う彼氏。節約のため「おにぎり」や「水」を持参するのはアリでしょうか? ポップコーンより静かなので、問題ないですよね?
映画館に行くと、大きな箱に入ったポップコーンやドリンクを手に楽しむ人をよく見かけます。しかし、その価格は安いとは言えず、同伴者が毎回ポップコーンセットを買うと、「少しもったいない」と感じるかもしれません。   できるのであれば、自宅から水筒やおにぎりを持参し、費用をうかせたいと考える人もいるでしょう。また、「ポップコーンの音が気になって映画に集中できない」という意見も聞かれます。   これらの問題について、映画館の飲食物に関するルールやマナー、さらには世間の声を参考にしながら、一緒に考えてみましょう。

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映画館の食べ物は割高

一般的に映画館で販売されている飲食物は割高です。例えば、ある映画館でのポップコーンはSサイズが450円、Lサイズが680円という価格設定ですが、コンビニでは1袋149円程度で購入できます。
 
また、ドリンクも前述の映画館内のブレンドコーヒーは380円、ソフトドリンクSサイズが350円ほどです。コンビニでは500ミリリットルペットボトルのカフェオレが120円程度、600ミリリットルペットボトルの烏龍茶が100円以下で買えることもあるため、ドリンクは特に割高に感じます。
 
このような価格差を見ると、ペットボトルやおにぎりを持ち込みたいと考える気持ちも理解できるでしょう。
 

多くの映画館では飲食物の持ち込みが禁止

しかし、多くの映画館が飲食物の持ち込みを禁止しています。ある映画館は「ペットボトルドリンクも含めた飲食物の持ち込みをおやめください」とホームページでも案内しています。
 
考えられる理由は2つです。
 
まず、飲食物の販売が映画館の重要な収益源となっているから、と考えられます。持ち込みを許可すれば収益が減少するため、結果的にチケット代が値上がりする可能性があるのです。
 
また、快適な鑑賞空間を作る意味合いもあるでしょう。飲食物を館内で販売されるものに絞ることで、食べ物の強い匂いや食べる際の大きな音でほかの客の迷惑となることを防ぐ狙いがあるのです。
 
これら以外にも理由はあるかもしれません。理由はどうであれ、映画館で飲食物の持ち込みが禁止されている以上、家からの持ち込みは避けましょう。
 

ポップコーンの音がうるさいと考える人もいる