ライドシェアのアルバイトで奨学金を返済できる?アルバイトの際の注意点も解説!
2024年から、日本版ライドシェアが始まっています。日本版ライドシェアは、おもにタクシー会社と契約した一般のドライバーが好きな時間に自分の車を運転し、希望するお客さんを目的地まで送ることを指すようです。   一般的なアルバイトやパートと比べ、時給が高い傾向があり、そのお金で奨学金を返済しようと考えている人もいるかもしれません。   そこで今回は、ライドシェアでどのくらいのお金を稼げるのか、奨学金の返済に充てることは可能かどうかなどについて解説します。

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ライドシェアとは

ライドシェアには、おもにタクシー会社が運営している「自家用車活用事業」と、自治体やNPOが運営を行う「自家用有償旅客運送制度」の2種類があり、日本版ライドシェアはおもに「自家用車活用事業」のことを指しているようです。
 
ライドシェアが始まったことで、一定の地域・時間帯であれば、タクシー会社に雇用された一般の人が自家用車を活用してタクシーのような送迎サービスを行い、収入を得られるようになりました。
 
ライドシェアの仕事は、第一種運転免許(もしくは第二種運転免許)を取得してから1年以上経過していて、過去2年間無事故で運転免許の停止処分も受けていない人であれば、基本的に誰でも応募できるとされているようです。
 
なお、厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和4年度分結果確報」によると、令和4年のパートタイム労働者の平均時給は1242円でした。それに対しライドシェアは、時給1400円+手当1時間400円+歩合や、時給2000円+歩合制を支払っているタクシー会社があるなど、かなり条件がよい傾向にあるようです。
 

奨学金の現状

独立行政法人日本学生支援機構の「令和4年度 学生生活調査結果」によると、種類を問わず日本学生支援機構の奨学金を受給している人の割合は、表1のようになります。
 
表1

2016年 2018年 2020年 2022年
受給者の割合 42.3% 41.6% 44.1% 48.5%