【3】亀塚稲荷神社(かめづかいなりじんじゃ)
古墳だとされる亀塚公園から北へ400mの場所に亀塚稲荷神社があります。月の岬に現れた白い霊亀が、大雨のあくる朝一夜にして石になったという言い伝えがありますが、これを亀の霊として神体に祀っている神社です。亀は「長寿と不死」の象徴として、今でも人々に大切にされていますね。
【4】三田春日神社(みたかすがじんじゃ)
江戸唯一の春日社です。奈良の春日大社を総本社とする当社は、祝詞・言霊の神、天児屋根命(あめのこやねのみこと)をお祀りしています。
江戸時代から9月9日には例祭が催され、「重陽(ちょうよう)の節句」として江戸の名物となって賑わいを見せていたそうです。現代でも各町の神輿があげられ、3日間にわたる祭りが催されます。
参道の階段には、江戸消防第二団として一番組(め組)から順に「まとい」のカタチとともに石塔が並んでいます。江戸の華と言われた火事と、火消したちが活躍した面影がうかがえます。
境内には、東京大空襲で焼け落ちるなどの変遷を経て祀られた「赤羽稲荷社」と「福徳稲荷社」があります。
福徳稲荷社の由緒に関しては宮司さんもよく分からないそうですが、5月5日の福徳稲荷社大祭では、この日限定の福徳守りがいただけます。レアなものなので、いつかいただけたらうれしいですね。
三田春日神社の境内には、珍しく藤棚の下にベンチが置かれており、しばし都会の中のオアシスを愉しむことができます。そしてお隣には、1871年に移転してきた慶応大学三田キャンパスがあります。江戸時代には大名屋敷が軒を連ねたという三田界隈の文化的な土地柄を、ずっとお守りしてきた神社なのだということがうかがえます。
まとめ
以上、高輪ゲートウェイ駅から三田駅にかけて参拝できる神社をご紹介しました。高輪ゲートウェイ駅を中心とした周辺の街びらきまではまだ時間がありますが、高輪から三田にかけて、街のビフォーアフターをカメラに収めるのも悪くないのではないでしょうか。
提供:トリップノート
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