彼女が水を2回流す理由は、トイレでの音が気になるためかもしれません。音を気にせずに水道代を節約するための対処法には、トイレ用擬音装置の利用やドアの隙間をふさぐ方法、節水グッズの利用が挙げられます。
トイレ用擬音装置は、トイレの流れる水の音を模倣して排せつ音を隠し、流す水の量を減らせる装置です。後付けで設置するタイプの機種を購入すれば、賃貸住宅でも設置できるでしょう。また最近では、スマートフォンのアプリを使って流水音を流すことも可能です。
そのほか、ドアの隙間をふさいで音が漏れないようにしたり、トイレタンク内に取り付ける節水器具を併用したりして、流す水の量を減らすことも水道代の節約に有効といえるでしょう。
トイレで水を2回流すと1ヶ月では約181円、年間で2000円以上の負担増になる可能性がある
トイレで2回水を流す習慣があると、地域にもよりますが、水道代は月額で181円程度増加する可能性があることが分かりました。水道代全体から見ると、大きな金額とはいえないかもしれませんが、年間では2000円以上負担が増加することになります。
そのため、トイレ中の音が気になる場合は、水を流すのではなく、トイレ用擬音装置やドアの隙間をふさぐ方法、節水グッズなどを活用すると節水になり、節約にも効果的です。
節水は、家計の負担を減らすだけでなく環境への配慮にもつながります。どちらか1人が取り組むのではなく、2人で協力して節水や音が気になる場合の対処法を実践してみるとよいでしょう。
出典
東京都水道局 くらしと水道 水道のご使用について 水の上手な使い方
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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