水道代の値上げに対して、私たちができることの一つとして「節水」があります。生活の中でできる節水術として、以下のような方法があります。

●なるべくまとめて洗濯し回数を減らす
●洗濯はお風呂の残り湯を使う
●お風呂の沸かし過ぎやお湯の張り過ぎに注意する
●長時間のシャワーを控える
●歯磨きはコップに水をためて行う
●食器を洗うときは先に油分を拭き取る
●皿を洗うときは水を流しっぱなしにしない

水の出しっぱなしを控え風呂の残り湯を再利用するだけでも、節水につながります。ほんの少し意識を変えることで、節水が可能になります。
 
なお、国土交通省関東地方整備局によると、1世帯あたり毎日50リットルを節水すると、1ヶ月で5%、約500円の水道代が節約できるとのことです(平均的な4人家族の場合)。例えば、洗濯1回分にお風呂の残り湯を再利用するだけで、約50リットルの節水になります。
 

水道代の値上げは、人口減少や施設維持費などの上昇が背景にある

水道代が値上げする理由として、人口が減ることによる収入減少や、施設の維持費・管理費の上昇により事業運営が厳しくなるといったことが挙げられます。
 
水道代の値上げ率は、+約22%や+約34%と、地域によりさまざまです。家計調査で公表されている水道代の平均を基に計算した場合、1000円以上の値上げになるケースもあるようです。
 
水道代の値上げに対して私たちができることとして、節水があります。お風呂の残り湯を再利用する、水を出しっぱなしにしないなど、普段の生活でできることから取り組みましょう。
 

出典

喜多方市 水道課
戸田市ポータル情報サイト
島根県 津和野町 令和6年第8回津和野町議会定例会(令和6年9月13日)
和歌山市 水道料金を改定します(令和7年(2025年)4月1日以後の検針分から)
国土交通省関東地方整備局 河川 渇水はなぜ起こる
総務省 家計調査報告-2024年(令和6年)12月分及び2024年平均-
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー