確定申告は、期日までに申告書を提出しなければなりません。確定申告の期日を過ぎてしまうと、延滞税や加算税が課される可能性があるため、注意しましょう。
 
申告書は、税務署に直接持参するほか、郵送や、e-Tax(国税電子申告・納税システム)による提出が可能です。
 
なお、確定申告会場で申告を行う際は入場整理券が必要となるため、事前に配布方法を確認しておきましょう。会場で確定申告をする場合は、マイナンバーカードがあるとスムーズに進みます。
 

確定申告をしなくていい場合

確定申告が不要なケースについても、おさらいしておきましょう。以下のケースに該当する人は、確定申告が不要です。

●給与の収入額が2000万円以下である場合
●給与を1カ所からしか受けていない場合
●給与が源泉徴収されていて、給与以外の所得が20万円以下の場合
●年間の合計所得が48万円以下の個人事業主や自営業者

また、職場で年末調整をしている場合は、確定申告は不要なケースが一般的です。確定申告の有無について不安な場合は、国税庁のホームページで確認しましょう。
 

確定申告の代理申告は税理士のみ。代筆や提出は代行が可能

確定申告は、本人が行うことが原則です。また、代理で確定申告ができるのは税理士のみとなっており、それ以外の人が行うと税理士法に抵触する可能性があります。
 
ただし、本人の意思によるものであれば、確定申告書の代筆や提出は家族でも可能です。代理で提出する際は、念のため身分証明書を持参し、なぜ代理で提出するのかを説明できるようにしましょう。
 
申告書は、税務署に直接持参するか、郵送にて提出しましょう。e-Taxを使用しての電子申請も可能です。確定申告会場で申請書作成を行う場合は、マイナンバーカードがあるとスムーズに進むため、手元に用意しておきましょう。
 
なお、確定申告が不要な場合もあります。確定申告が必要であるかを確かめたい場合は、国税庁のホームページで確認してください。
 

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