修理の知識がない場合は、リチウムイオン電池の交換を依頼する必要があるでしょう。しかし、どこに依頼するかで費用の目安が異なります。この章では、主な3つの依頼先の相場を解説します。
メーカー
スマートフォンの製造元に依頼する方法です。あるメーカーでは場合、最新機種で約1万6000円、2016年発売の機種は約1万1000円で対応してもらえます。保証プランに入っていれば、0円になる可能性もあるようです。製造元にしっかり確認してもらいたい場合は、メーカーの交換サービスを利用するといいでしょう。
携帯キャリア
バッテリー交換の依頼受付を行う携帯キャリアもあります。メーカーに依頼するよりも費用をおさえられる可能性があり、とある携帯キャリアでは、機種を問わず約8000円で依頼可能です。保証サービスに入っている場合は、一部が割引になったり、無料で依頼できたりするようです。
修理業者
非正規の修理業者などは、携帯キャリアよりも費用が安い傾向にあるとされます。とある店舗は、スマートフォンのバッテリー交換を、最低約4000円から受けつけています。店によっては、費用をさらにおさえられるかもしれません。
ただし、修理業者で修理を受けた場合、正規店の保証を受けられなくなる可能性があります。また、なかには悪質な修理業者もあるため、業者選びに注意が必要です。
リチウムイオン電池の交換は4000~1万円台後半ほどで依頼できる
スマートフォンによる低温やけどは、熱がこもりやすい環境にスマートフォンを長時間置いたことが原因の可能性があります。就寝中であれば、布団のなかで熱がこもったと想定されるでしょう。スマートフォンに搭載されているリチウムイオン電池は高温環境に弱く、劣化によって発煙・発火する危険性もあるため、場合によっては交換や廃棄が必要です。
メーカーと携帯キャリアは、保証によって交換サービスを無料で受けられることもあります。契約内容などを確認するといいでしょう。