ここからは、投資を始める際の2つのポイントを解説します。
1:新NISAを活用する
金に投資する際は、新NISAの活用も検討するといいかもしれません。
金の売買で生じた所得は課税対象です。具体的には、運用益の約20%の金額を納税する必要があります。しかし、2024年から始まった新NISA制度の「成長投資枠」を使えば、非課税で事実上の金投資が可能になります。
成長投資枠とは、投資信託や国内外の個別株式、ETFの買い付けに対応した投資枠のことです。金の投資信託に対応したものもあるようなので、投資信託を選択肢に入れている人は、確認するといいでしょう。
2:分散投資する
資産運用では、複数の金融商品に分散して投資することが推奨されるようです。いずれかの市場でリスクが生じても、別形態の資産を保有していれば、損失をカバーできる可能性が高くなるためです。
金以外の投資先には、株式、債権、不動産などが挙げられるでしょう。
金投資のポイントには「新NISAの活用」「投資先の分散」などがあるとされる
金投資のポイントには「新NISAの活用」「投資先の分散」などが挙げられるようです。あわせて、金が高騰した背景も理解しておけば、投資のタイミングも判断しやすくなるでしょう。
ただし、投資にはリスクがつきものです。現在は高騰している金ですが、今後は値下がりする可能性も否定できません。損失が生じる場合もあることは理解しておきましょう。
出典
三菱マテリアル株式会社 GOLDPARK 金価格チャートライブラリー
2019年金価格チャート
2024年金価格チャート
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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