出典:一般社団法人日本クレジット協会「クレジット関連統計」を基に筆者作成
 
契約率はおおむね75%前後であり、裏を返せば、約25%が契約に至っていない計算です。
 
以上を踏まえると、クレジットカードに申し込む際は、審査を通過するためのポイントをおさえることが大切といえます。具体的には、次の点を意識するといいかもしれません。

●申し込み情報を正確に記入する
●複数のカード会社に申し込む場合は、時期を分散させる
●キャッシング枠(借入枠)を0円にし、審査のハードルを下げる
●借り入れがある場合は、クレジットカードの申し込み前に返済を済ませる
●金融事故から5年ほどを置く
●利用実績がない場合は、携帯電話の分割払いなどで実績を作る

 

クレジットカードの審査では年収以外の情報もチェックされる

クレジットカードの審査では、年収を含むさまざまな信用情報が参照され、総合的な判断が行われるようです。高収入は審査で有利に働くと考えられますが、確実に通過できるとは限らないでしょう。
 
クレジットカードに入会を申し込んだ人のうち、四人に一人は契約に至っていないというデータもあります。審査でマイナスに響く要素に心当たりがある場合は、通過するためのポイントを確認しておくといいでしょう。
 

出典

一般社団法人日本クレジット協会 クレジット関連統計 1年間の申込・契約・解約状況
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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