4月から一人暮らしを始めます。一人暮らしの「食費」はいくらくらいかかりますか?
4月から新生活を始めるにあたり、一人暮らしの食費がどれくらいかかるのか気になる方も多いでしょう。生活費のなかでも食費は大きな割合を占めるため、適切な予算を把握し、無駄を抑えることが大切です。   本記事では、一人暮らしの食費の平均額や、外食と自炊のコスト比較、食費を節約するコツについて解説します。

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一人暮らしの食費はどれくらいかかる? 平均額をチェック!

総務省統計局の「家計調査報告 家計収支編(2024年)」によると、一人暮らしの食費の月平均は4万8204円となっています。ただし、この金額はあくまで平均値であり、生活スタイルによって大きく異なります。
 
一般的に食費は、手取り収入額の15~20%以内に抑えるのが理想といわれています。食費の目安を収入別に見てみると、手取り15万円の場合は2万2500~3万円、20万円の場合 は 3~4万円、手取り25万円以上の場合は3万7500~5万円となります。
 
ただし、個人の生活スタイルや価値観によって適切な食費の額は異なりますので、自身の状況に合わせて調整することが重要です。
 

外食派 vs. 自炊派:どっちが安い? コストの違いを比較!

一人暮らしを始めると、「外食が楽だけど高いのでは?」「自炊したほうが本当にお得なの?」と悩む方も多いでしょう。ここでは、外食と自炊のコストを比較してみます。
 
図表1 <1食あたりのコストの目安>

食事スタイル 1食あたりの費用 1ヶ月の食費(1日3食計算)
外食メイン 800~1200円 7万2000~10万8000円
コンビニメイン 500~800円 4万5000~7万2000円
自炊メイン 200~400円 1万8000~3万6000円

筆者作成
 
図表1から、外食中心の生活をすると食費は月7~10万円程度に達する可能性があることが分かります。一方で、自炊を中心にすると、食費を2万円台に抑えることも可能です。
 
もちろん、完全に自炊だけにするのは難しいため、たまには外食を取り入れつつ、上手にバランスを取るのが理想的です。
 

食費を節約するコツ! 無理なくお金をかけずに健康的な食生活を送る方法