酔って帰宅し「朝まで電気をつけたまま」リビングで寝落ちした夫…「電気代」はいくら無駄になっていますか?
夜遅くに帰宅して、リビングで寝落ちしたことがある人もいらっしゃるかもしれません。酔って帰った場合は、電気をつけたまま朝まで眠ってしまうこともあるでしょう。   しかし、この行動は、電気代の無駄遣いにつながる可能性があるのです。今回は、リビングの電気をつけっぱなしで寝てしまった場合、朝までにどれくらいの電気代が無駄になるのかを調べました。

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電気をつけたまま寝落ちした場合の電気代

一般的な家庭で使用されている、リビングの照明における消費電力について調べてみましょう。最近の主流であるLED照明は、従来の白熱電球や蛍光灯に比べると省エネルギーな傾向にありますが、電気を使用していることには変わりありません。
 
LED照明の消費電力は、リビングの広さや明るさの好みにもよります。一般的な8畳タイプのシーリングライトは、30~40ワット前後のものが多いようです。
 
そこで今回は、30ワットのLED照明を使用したと仮定します。
 
電気代は、「消費電力(ワット)÷1000×使用時間(時間)×電気料金単価(円/キロワットアワー)」で求めます。
(電気料金単価は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の「電力料金目安単価」31円/キロワットアワーを使用)
 
夜の22時に帰宅して、朝6時まで8時間寝てしまったとすると、
 
0.03(キロワット)×8(時間)×31(円/キロワットアワー) = 7.44円
 
つまり、一晩電気をつけっぱなしにすると、約7円の電気代が無駄になる計算です。
 
また、白熱電球の消費電力は、通常60〜100ワットです。同じ条件で60ワットの白熱電球を使用すると、無駄になった一晩の電気代は約15円になります。
 

長期的に見た影響