宮迫が3か月間で肉体改造に挑む企画を放送する番組だったが、お世辞にもおもしろいとはいえない出来だ。番組を見た民放関係者が本音を明かしてくれた。

 「内容は、トレーニングして肉体改造する良くある構成。キー局の番組なら10分程度のワンコーナーといった内容です。宮迫さんがおもしろいコメントやリアクションをするわけでもなく、話題になったのは明石家さんまさんがサプライズ出演した回くらい。

 正直言うと、トークやリアクションの力は落ちている印象で、久しぶりの地上波復帰はテレビ業界では失敗ではないかと言われているほどだ」

 現に、ローカル局の埼玉テレビの番組でも内容がおもしろければ、その後、宮迫へのオファーが殺到するはず。しかし、現段階ではテレビ番組への出演は公表されていない。

 また、YouTuberとしてこれまで活動してきた宮迫は、現在のバラエティ番組では通用しないだろうと、現役のキー局ディレクターが解説してくれた。

「YouTuberとして長く活動されているので、少しお笑いのピントがズレているように思えます。

 例えば、キックボクシングの挑戦も、笑いなのかドキュメントなのか良く解らない。それに、インタビューで千鳥やかまいたちの名前を出したが、はたから見ると人気芸人にこびているように見える。

 そもそも、霜降り明星の粗品さんに宮迫さんは散々イジられているのですから、まずは粗品さんにリアクションするのがお笑いの本筋です」

 関連性のない千鳥やかまいたちがどうイジるか想像するより、まずは粗品との因縁をお笑いに昇華させないと宮迫のテレビ復帰は実現しなさそうだ。