・ガスコンロのガス消費量(強火):4.2キロワット
・ガス単位料金:153.24円/立方メートル
・ガスの熱量:13アンペア(12.5キロワット)
貯める&備える
2025/03/14
冬は煮込みものばかりで「長時間の加熱」による「ガス代」が気になる…!「保温調理」で光熱費の節約になるって本当?
上記の条件に当てはめた場合、強火で1時間ガスコンロを使用した場合にかかるガス代は約51円です。毎日1時間ガスコンロを使用した場合のガス代はひと月(30日)約1530円ですが、専用器具で「保温調理」を行うと1ヶ月でガス代を約1020円、1年で約1万2240円節約できる計算です。
「保温調理」をする場合の注意点
専用器具がない場合は、バスタオルや使わなくなったセーター、市販の保温カバーなどで鍋をくるむことで「保温調理」が行えます。布で包む際は鍋底が熱くなっているので、鍋敷きを利用するといいでしょう。
「保温調理」で大切なのは、最初にしっかりと熱を通してできるだけ高い温度を保つことです。鍋の中身が少なすぎると温度が下がりやすいため、できるだけ煮汁を多めにするといいでしょう。また、食中毒の原因となる細菌は20度~50度で繁殖しやすいともいわれているため、鍋の中の温度が下がらないようできるだけ調理中にふたを開けないことが重要です。
「保温調理」は専用の器具を使うとガス代を約3分の1に節約できることがある
余熱を利用して料理を仕上げる「保温調理」では、専用器具を使うとガス代を3分の1におさえることも可能のようです。専用器具を使わずに自宅にある鍋と布で行う場合は、節約できるガス代はもう少し安くなることもあるでしょう。
大切なのはしっかりと火を通した鍋の温度をできるだけ下げないようにすることです。今回ご紹介した方法を参考にガス代を節約していきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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