冬は煮込みものばかりで「長時間の加熱」による「ガス代」が気になる…!「保温調理」で光熱費の節約になるって本当?
カレーやシチュー、おでんなどのあたたかい煮込み料理をご家庭で作る方もいるでしょう。そこで気になるのは、煮込み料理をする際にかかるガス代です。   調理時間が長くなると、どれくらいガス代が上がるのか気になる方もいるでしょう。そんな時は「保温調理」を行うと簡単にガス代を節約できる可能性があります。   今回は「保温調理」をすると、料理にかかるガス代をどれくらい節約できるのかを検証します。「保温調理」をする際の注意点についても解説しますので、これから「保温調理」を始めようと思っている方はぜひ参考にしてください。

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「保温調理」とはどんな調理方法なのか?

「保温調理」とは、余熱を利用して料理を仕上げる調理方法です。火にかけて沸騰させた鍋を厚手の布などでくるんだり、専用器具を使ったりして保温するだけで簡単に行える「保温調理」には、次のようなメリットがあります。
 

・放っておいても料理ができる
・吹きこぼれ、焦げ付き、煮崩れなどの心配がない
・電気代やガス代などを節約できる

 
「保温調理」ではさまざま種類の料理ができますが、特にカレーやシチュー、スープなどの煮込み料理に適しているようです。
 

「保温調理」でどれほど節約できるのか?

次に「保温調理」を行った場合と、いつも通り調理した場合のガス代を比較していきます。専用器具を使って「保温調理」を行うと、ガスコンロを使用した場合と比べて火にかける時間が3分の1程度で済むことがあるようです。
 
とある「保温調理」の専用器具は、内鍋と外鍋の二重構造になっていて、内鍋で加熱したあとに、外鍋にセットすると高い保温力でじっくり食材に火を通す仕組みになっています。
 
参考までに、ガスコンロを1時間使った際のガス代を見ていきましょう。1ヶ月のガス代は毎月かかる基本料金と使用量に応じて支払う従量料金からなり、従量料金は「単位料金×ガス使用量(立方メートル)」で求められます。