中古車の贈与税を節税するにはどのようにすればよいのでしょうか? 例えば、以下の方法が考えられます。
 

・複数の業者に査定を依頼する
・子どもが成人してから贈与する

 
中古車の価額は、査定額を参考に決められます。複数の業者に査定を依頼してなるべく安い金額を提示してくれる業者を見つけられれば、贈与税の金額を減らすことができます。
 
また、中古車の贈与は、子どもが成人するまで待ったほうがよい場合があります。子どもが成人すれば、特例税率が適用されるため節税できます。例えば、中古車の課税価格が300万円を超える場合、一般税率では税率が20%になりますが、特例税率なら400万円を超えない限り15%で計算されます。
 

子どもに車をプレゼントする際は贈与税に気をつけて!

自分が乗っていた車を子どもにプレゼントする場合、贈与税がかかる可能性があります。査定額が110万円を超えると贈与税が発生するため、注意してください。
 
アルファードのような人気がある車は、中古車であっても査定額が高くなる可能性があります。複数の業者に査定をしてもらって安い業者を探すなど、うまく節税することをおすすめします。
 

出典

国税庁 No.4402 贈与税がかかる場合
国税庁 No.4408 贈与税の計算と税率(暦年課税)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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