トリップノートのアプリでトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のランキングを元に、新型コロナウイルス感染症の流行が始まる前と比べて、人気が上昇した京都の観光スポットをご紹介します!

はじめに

この記事では、トリップノートの会員が実際に訪問したスポットを記録する「行った」機能のデータを元に、新型コロナウィルス感染症の流行を境にして、順位が顕著に上昇した観光スポットを紹介しています。

なかなか自由に旅行を楽しめない状況が続きますが、そんな中でも感染に気をつけながら京都を観光する機会があれば、ぜひ参考にしてみてください。

1.鴨川

写真:PIXTA​​

桟敷ヶ岳から京都市内を流れ、桂川と合流し淀川にはいる約23kmの川。京都市の中心部を流れることから、京都市民の定番のデートスポットでもあり、三条から四条の河川敷にカップルが座る光景は、もはや鴨川の風物詩と言えます。

毎年5~9月には「鴨川納涼床」が設置されるので、利用してみるのもおすすめ。コース料理しかない懐石料理店などは一見敷居が高そうに感じますが、バーの納涼床でカクテルを一杯だけ、という楽しみ方もできます。鴨川の上を渡る涼しい風を感じながら、食事やお酒をいただけるのは、夏の京都ならではの贅沢です。

2.天橋立

写真:PIXTA​​

日本三景のほか、“日本の名松百選” や“日本の道百選” 、“日本の渚百選” など多くの日本百景に選ばれている景勝地。全長約3.6kmの砂嘴(さし)でできた砂浜に約8,000本もの松が生い茂っており、天にかかる橋のようであることから「天橋立」と名付けられました。

天橋立の楽しみ方といえば、展望所から一望して「股のぞき」をするのが王道です。股の間から天橋立をのぞくことで、天と地が逆さになり、まるで龍が天へ舞い上がる姿のように見えます。

3.花見小路通

写真:PIXTA​​

祇園の中心部を通る、祇園エリアのメインストリート。約1kmに渡って続く石畳の道沿いには、古くからのお茶屋さんや飲食店が軒を連ね、夜はお座敷へと急ぐ舞妓さん、芸妓さんの姿を見られることも。灯篭の灯りでライトアップされた夜の花見小路通は昼とは違った趣があり、通りを散策するだけでも楽しめます。

4.貴船神社

写真:PIXTA​​

水の神様・高龗神(たかおかみのかみ)を祀り、昔から水を扱う商売をされている人々が多く訪れる神社で、絵馬の発祥地として知られています。かつて和泉式部が「貴船神社」に参拝し、夫との復縁を祈願したところ叶ったと伝えられ、縁結びのご利益があるとして多くの女性参拝者が訪れます。参道の石段の両脇には朱色の灯篭がつらなり、期間限定で行われるライトアップが幻想的。

5.八坂通

写真:PIXTA​​

京都を訪れたらぜひ歩きたい「八坂通」。「八坂の塔」にいたる参道で、細い石畳の道に沿って連なる町家が情緒たっぷり。とくに八坂通から眺める八坂の塔が、京都らしい風情を感じる絶景だと言われています。

6.キモノフォレスト

写真:PIXTA​​

2013年7月の京福電鉄嵐山本線「嵐山駅」のリニューアルにともない設置されました。京友禅の生地を使った約600本のポールを林に見立てたもので、着物での散策にもおすすめ。日没から21時まではライトアップされ、暖かく柔らかい光が空間を包み込みます。

また嵐山駅のホームには足湯があり、駅への入場料はいらず、足湯の料金のみで楽しめます。足湯につかりながら、美しいキモノフォレストを眺めてゆっくりした時間を過ごすのもいいですね。

7.産寧坂

写真:PIXTA​​

清水寺の参道の一部で、豊臣秀吉の妻である北政所が使っていたと伝えられています。折れ曲がった石畳や石段の両側には昔ながらの建物が連なる、京都らしい風情を感じる通りで、二寧坂とともに京都市の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

お土産屋さんや和菓子屋さん、カフェなどの飲食店が並び、京都観光で歩きたいスポット。2018年7月には、四角い升にはいった抹茶ティラミスが大人気の「MACCHA HOUSE 抹茶館」の2店舗目が、産寧坂にできたことでも話題になりました。

8.二寧坂

写真:PIXTA​​

産寧坂よりさらに北にあり、高台寺のあたりへ続くゆるやかな石畳の坂道。京都らしい風情を感じるこの通りは、京都観光のマストスポット!道の両側には老舗から新しいお店まで注目のショップが並んでおり、とくに2017年にオープンしたスターバックスは日本家屋を利用したもので、畳の席があることなどが話題となりました。