バイキングに並んださまざまなケーキは、スイーツ好きにはたまりませんよね。季節のフルーツでデコレートされた各種ケーキなど、カラフルな色合いは目でも楽しませてくれます。高級ホテルの有名パティシエが拵えたスイーツは言うまでもなくおいしいのですが、行きつけの手ごろなレストランのスイーツもなかなかのものです。

ランチバイキングのケーキの原価率はどれくらいなのでしょうか。イタリアンのお店に聞いてみました。 

実は冷凍食品?

バイキングのスイーツというと、食べやすいサイズのものが数種類あるというパターンが多いでしょう。いちご風味のものやチョコレート風味のものが比較的人気が高いのですが、その他にも抹茶風味、マロン風味などさまざまなフレーバーがあります。

どれにしようか目移りしそうですが、手ごろなバイキングの場合は、冷凍食品を使っているところが多いんです。もちろん、お店のスタイルや営業方針にもよりますが、ファミレスもしくはファミレスプラスアルファのリーズナブルな金額で食べられるところは冷凍食品のスイーツが主流と考えて間違いないでしょう。

ランチバイキングを彩るさまざまなスイーツ  

冷凍食品と聞くと、ちょっとがっかりした方もいるかもしれません。しかし、冷凍食品を侮るなかれ、その種類は実に豊富であり、味や保存形態も計算されたものなのです。

冷凍スイーツをいくつかご紹介しましょう。

・洋菓子
チョコレートケーキ・抹茶ケーキ・マンゴーケーキ・洋ナシのケーキ・チーズケーキ・レアチーズケーキ・ベイクドスフレ・ティラミス・ブラウニー・紅茶ケーキ・キャラメルケーキ・アップルタルト・ブルーベリータルト・マロンタルト・サツマイモのムース・かぼちゃのムース・スイートポテト

・和菓子
白玉ぜんざい・桜餅・水まんじゅう・ごま団子・わらび餅・ずんだ餅

ざっと挙げただけでもかなりの種類があることがわかるでしょう。これらは、業務用食品として食材業者などが取り扱っています。「メニューの幅を広げたい」「バイキングなどで大量に扱いたい」という店側にとって、欠かすことのできない食材でもあります。

また、ケーキの冷凍技術は飲食店が提供する業務用食品ばかりではありません。大手百貨店などに出店している高級スイーツショップの通販でも冷凍の状態でケーキを扱っているところが多くあります。