シェア実家は、6月に東京都世田谷区桜新町にて、地域で子育て世代が気軽に頼れる拠点「シェア実家」をオープンすることを目的にクラウドファンディングを開始し、開始初日で目標金額100万円を突破した。現在、最終ゴールとして「目標金額500万円」を目指し、さらなる支援を募っている。

予約不要・無料で気軽に頼れる子育て拠点

「シェア実家」は、実家のようにいつでも気軽に立ち寄れる子育て拠点。実家の良いところは、予約がいらなくて、いつでも無料で立ち寄れるところ。一か月前に予約しないと利用できないような預かり保育ではなく、「困ったときにあそこに行けば誰かいて、なんとかなるよね」と思えるような居場所づくりを目指している。

実家から離れて東京で子育てをしている人々はもちろん、あらゆる事情で実家を頼れないすべての人たちへ。シェア実家では、まずは子育て世代の多い世田谷区から、子育ての社会化を進めるという。

そして、子どもも親も、どちらも幸せに暮らせる未来のために、「子育ては親が全責任を背負うべき」ではなく、「子どもは地域のみんなで育み一緒に成長していくもの」という社会を本気で目指していくという。

「シェア実家」の特徴

「シェア実家」では、予約不要・無料で利用できるカフェスペースを作り、軽食の提供も予定している。子どもが自由に楽しめる遊び場も用意し、子どもたちを遊ばせながらゆっくり休憩したり、持ち込みも可能なため、昼食を持ち込んでみんなで食べることもできる。元尼神インターの誠子さんによる「誠子食堂」の開催もあるかも?

また、地域のママの悩みを解決するために、緊急時に頼れる預かり保育が実施される予定だ。世田谷区では一時預かり制度も充実しているが、かなり早いタイミングで予約が埋まってしまうため、いざというときには空きがないのが世田谷ママ共通の悩みだという。その受け皿となれるよう、預かり保育の環境を整えることを目指している。