昨年12月には、長年所属した芸能事務所「サムデイ」が突如破産したのを機に、フリーに転向した篠田。最近の活躍について、芸能ジャーナリストの竹下光氏はこう話す。
「AKB48のメンバーの頃からモデルとしても活躍するなど、もともと女性ファンも多かった篠田さんですが、離婚騒動により厳しい逆風を浴びました。しかし、離婚成立後、シングルマザーになった後に出演した連続ドラマ『離婚しない男』での体当たりの“艶技”が話題を呼び、紆余曲折を経て再起をかけて頑張る姿が同情や共感を呼んだのでしょう。さらに、ここに来て所属事務所が破産するといった逆境もあり、より応援してあげたいと思う人も出てきたのではないでしょうか。
また、4歳の娘さんを持つシングルマザーとして、やはり以前に比べると仕事選びの部分に関してもアグレッシブになってる印象です。『離婚しない男』で演じた役の出演オファーも、離婚騒動以前なら引き受けていなかったでしょうし。結果的には仕事の幅も広がり、需要も高まっている印象です」
来年40歳を迎える篠田麻里子、「親近感」湧く姿に反響
また、騒動以前、俳優としての世間の評価は“今一つ”という印象もあった篠田。騒動時は「今の篠田麻里子からママキャラを取ったら何も残らない」といった厳しい意見もあったが、今となってはむしろ「シングルマザーなのに、芸能活動と社長業まで頑張っていてすごいよ」「以前は気が強そうで近寄りがたいイメージがあったけど、今は頑張るママの姿に親近感が湧く」といった好意的な声も目立つ。
「先月配信されたネット番組『ダマってられない女たち』(ABEMA)では、篠田さんに密着。自身の騒動を振り返った彼女は、『1~2年前は、人生の中で一番つらかった』『芸能界もお仕事も、誰とも会いたくない(状態だった)』と語っていました。一人での子育てと仕事の両立は苦労が絶えないでしょうが、騒動を経たことで俳優として一皮剥けたのは救いともいえそうです」