クレジットカードのCMで、飲み会でまとめ払いしてポイントをこっそりもらうという描写が、SNSで「ヒンシュクを買う行為」と話題になっていますが、同じような経験をしたことがある人はいるでしょう。こういう場合どうすればいいかは、筆者は、飲み会の頻度や、同席するメンバーとの人間関係などで変えるとよいと考えます。

職場の飲み会で数ヵ月に1回、飲み会に同席する関係──忘年会や歓迎会など

こうしたイベントでは幹事がまとめて支払う場合は、「カードで払うのでポイントがつきます」と一言伝えておくと、参加者がモヤモヤせずにすみます。

幹事は場所の選定や出欠の確認、お店とのやりとりなど、手間がかかるので、そうした“役得”は許してもらえるでしょう。ただ、こっそりポイントをもらうと、不満を持つ人もいるはずですから、いっそのことオープンにしたほうがよいでしょう。

飲み会が定期的にあるなら、幹事は持ち回りにして、ポイントをもらう機会を公平にするのもおすすめです。

毎月などプライベートでよくランチや飲みに行く関係

仲の良い友だち同士でよく会う場合は、交代で払うのが自然です。「今日は私がポイントをもらうから、次回はあなたね」というシンプルなルールなら、気まずくなることもないでしょう。

会う機会の多い人同士は、長い目で見て“お互いさま”と思えることが大切です。

ただし、公平さにこだわって細かい金額を気にしすぎると、かえってギクシャクしてしまいます。トータルでバランスを取るようにしましょう。