生活レベルが高く、所得や資産も桁違いの富裕層。お金の使い方となると、まるで参考にならないのでは?と思いますよね。実は彼らのお金の使い方こそ、誰もが参考になる知恵や工夫が詰まっています。今回は、富裕層なら絶対にやらない悪習慣を5つピックアップしました。いつもの何気ない行動を見直して、お金が貯まる習慣に変えていきましょう。
 

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ネットショップばかり利用する

(写真=PIXTA)

今や生活用品のほとんどがネットショッピングで済ませられる時代です。重たい荷物を持ち帰る必要もなく、決済もスムーズ。お店によってはポイントが貯まったり割引があったりと、ネットショッピングには消費者の購買意欲をそそる仕掛けが張り巡らされています。

でも実は、ワンクリックで買えるため、お金を支払っているという感覚がマヒしがち。お得の罠にハマり、気がついたら多額の支払額に膨れ上がっていた、というのは実はよくある話なのです。

富裕層が利用しないわけではありませんが、ネットショップをうまく活用するコツは商品の品質を上手に見極め、本当に必要かどうかよく考えること。本当に欲しいと思うものを買うときは、実店舗をはしごしたり類似商品を見比べたりなど、とことんこだわってみると良いでしょう。

ついコンビニに寄り道 

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日々忙しい人に特に多いのが、コンビニでのついで買いです。コンビニでの買い物は便利なぶん、やや割高に販売されています。お弁当だけを買うつもりが飲み物やお菓子、雑誌や日用品など、あれもこれもと買ってしまう人は少なくないようです。

時間の節約にはなるかもしれませんが、浪費につながってしまっては本末転倒です。コンビニは小規模な店舗ながらも、期間限定品など魅力的な新商品にあふれています。300円程度の買い物でも、1ヵ月間毎日となれば約1万円の出費になる場合もあります。たとえ少額商品でも本当に今必要なものか、よく考えて購入するようにしましょう。
 

安い、という理由だけで購入 

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まとめて買えば○○%オフ、期間限定半額セールなど値下げをうたった文言は、商品の種類を問わず実店舗やネットショップでよく見かけます。これは「今買わなくては損するかもしれない」という、消費者の心理をうまく使った商法のひとつといえます。

でも富裕層の多くは「値段が安いのがメリット」という発想をそもそも持ち合わせていません。彼らに共通しているのは、自分の価値観が一貫している、という点です。安いから買う、という考えはなく本当に自分が必要なものかどうか、という判断軸で買い物の有無を判断しているのです。