定年後ゆとりをもって生活するための資産形成

公的年金のほかにも、資産形成で将来に備える方法もあるでしょう。その中でも、私的年金制度として近ごろ注目されているのがiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)です。

iDeCoは、国民年金・厚生年金に加えて、自分で年金を積み立てられる私的年金制度です。政府が後押ししている背景もあり、掛金の全額が所得控除されるため、生命保険等と比べてもかなりおトクな制度と言えます。年収が高ければ高いほど、節税効果も大きくなります。

iDeCoなどを活用することで、資産形成のスピードを速めることができれば、ゆとりある老後生活を送れるでしょう。場合によっては、アーリーリタイア(早期退職)を叶えることも可能かもしれません。

定年退職後の選択肢を増やすためにも資産形成が大切

定年退職後の生活を安定させるために、年金の繰り上げ受給を検討したり、定年退職後も働いたり、いくつかの選択肢があります。こうした方法を選ぶのも1つですが、定年退職後の選択肢を増やそうと思うなら、早めに資産形成を始めることが大切です。

繰り上げ受給で年金額が少なくても生活を維持でき、定年退職後に働くときも気持ちがぐっと楽になるでしょう。自分に合った資産形成の方法を選び、将来に備えたいですね。

提供・UpU

【こちらの記事も読まれています】
銀行で賢く貯金する方法は?おすすめ銀行と実践したい貯金習慣
【初心者向け】ネット銀行で口座開設する前に知っておきたいこと
FPが選ぶ、預金をするのにおすすめの銀行6選
低金利時代でも金利は重要!金利が高めの銀行ベスト10
気になる日本のネット銀行ランキング 危ない銀行って本当にあるの?