◆「しっかりグラデ+ガツンと締め色」は昔っぽい

●使ったコスメ:RMK(アールエムケー)「シンクロマティックアイシャドウパレット」05ディライトフル

RMK「シンクロマティックアイシャドウパレット」05ディライトフル
RMK「シンクロマティックアイシャドウパレット」05ディライトフル(オンラインストアより)
――テンション上がるのはこれかな(と、05デイライトフルを選ぶ)。

山下:では、それを使ってヘルシーに仕上げていきましょう。4色パレットは4色全部を使おうと思わないでください。2色だけの日や1色だけの日があってもいいわけだから。昔と違って、3色4色と使って薄い色から濃い色へグラデーションにする必要もないので。

――アイシャドウ=グラデーションかと思っていました。

山下:何色もグラデーションに重ね塗りして、目の際に濃いブラウンをガツンと塗っているメイクは古く見えるかも。10年ぐらい顔が変わっていない人って、ずっと同じアイシャドウを使っている人じゃないかな。

今はぼんやりとした中間色が集まった、締め色のないアイシャドウパレットが結構あるんですよ。締め色でも透けていたり、ニュアンスカラーだったりする。そこで、今っぽさが出るんですよね。アイシャドウはできれば3年くらいで変えて欲しいですね。あと、ぼんやり塗った方が今っぽいです。

――すごい昔のアイシャドウも家にあります。だって使い終わらないんだもの。

山下:アイシャドウのパレットって質感とか色味が毎年変わってくるんです。今のベージュパレットと、5年前、10年前のベージュパレットは違うんですよ。5年前のアイシャドウパレットを使っていたら5年前の顔になります。

――なるほど。透け感、ニュアンスカラー、ぼんやり塗るのが今っぽい。

山下:そうですね。アイシャドウ用のチップや硬い毛のブラシよりも、柔らかいブラシを使うとぼかしやすいです。

――どこのブラシを買ったらいいのかわからないです…。