みなさん、こんにちは! ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。冬のあったか小物として外せない、帽子。ふだんはかぶらないけど、冬は寒さ対策も兼ねて帽子をかぶるという方も多いのではないでしょうか。そこで活躍するのがニット帽。しかし、ニット帽は帽子のデザインやかぶり方でダサ見えしやすいアイテムでもあります。今回はそんな難しいニット帽の、NGコーデとOKコーデの特徴をご紹介します。
◆“ちょっと前に流行ったデザイン”がダサ見えしやすい
ニット帽は冬の定番帽子のひとつですが、当然時代とともにニット帽のデザインも少しずつ変化しています。まず、定番となっているニット帽のデザインといえば、やや太めの毛糸をリブ編みしたデザイン。かぶり口は折り返しになっています。
もちろん、定番なのでかぶっていて古く見えるということはないのですが、5~10年前に主流だったニット帽はフィット感が強く、トップが平べったく浮かんでいるデザインは令和の今にかぶると少々古臭い印象になります。かぶると哺乳瓶の吸い口部分のような見た目になるタイプです。
また、ニットのかぶり口にツバのついた「オスロ」と呼ばれるニット帽も今はあまり主流ではないので避けておいたほうが良いですね。
◆ニット帽を今年買うならどんなタイプ?
対する今おすすめのニット帽は、全体的にゆるめにかぶるタイプのニット帽もしくは、シャギーニット帽。
トップから後頭部にかけて生地がたまるような落ち感のあるシルエットが、今っぽくて可愛いです。
◆「細身ボトムスのスポーツカジュアルコーデ」は要注意
やってはいけないニット帽のNGコーデは、帽子を浅くかぶりすぎて、まるでとんがりコーンのようにとがった着こなし。
服装もスウェットにレギンスパンツなど、全体的にシンプルでコンパクトなスポーツカジュアルでまとめると帽子がより浮いて見えてしまうので注意が必要です。