コンビニの「パスタサラダ」が好きだけど、量が足りない…自分で作りたいのですが、むしろ高くついてしまうのでしょうか?
通常のサラダよりも食べ応えがあり、野菜・たんぱく質・炭水化物を気軽にとれるコンビニのパスタサラダ。1回のランチがパスタサラダだけで済めば、栄養バランスもよく、費用もおさえられるでしょう。しかし、「パスタサラダだけでは量が足りない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。   そこで本記事では、コンビニのパスタサラダを自分で作る場合にかかる費用について検証します。手作りする際の節約ポイントについても解説しますので、パスタサラダを手作りしてコストをおさえたい方は、ぜひ参考にしてください。

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コンビニのパスタサラダの価格

コンビニで売られているパスタサラダの価格は、400円程度です。大手コンビニで販売しており、大幅な価格差はないようです。パスタとともに、数種類の野菜や、肉・魚介類などのたんぱく質を手軽にとれる点が魅力です。
 
株式会社エデンレッドジャパンが行った「ビジネスパーソンのランチ実態調査2024」によると、勤務日のランチ代の平均は424円とのことです(出典:エデンレッドジャパン調べ)。コンビニのパスタサラダであれば、ランチ代の平均額内に収めることができるでしょう。
 

自宅で作った場合にかかる費用

次に、あるネットスーパーの価格を参考に、自宅でパスタサラダ1食を作るのに必要な費用を見ていきます。

レタス1玉:約400円(8分の1使用)
豚肉100グラムあたり:約250円(50グラム使用)
ドレッシング1本(180ミリリットル):約300円(大さじ1使用)
パスタ500グラム:約500円(100グラム使用)

上記の条件でパスタサラダを作った場合、1食にかかる費用は約300円です。コンビニでパスタサラダを買う場合は400円程度のため、手作りすると1食につき約100円節約できる可能性があることが分かりました。
 
しかし、昨今は、野菜が値上がりしているため注意が必要です。独立行政法人農畜産業振興機構の「野菜の小売価格調査の結果(令和6年12月分)」によると、レタスの小売価格は前月に比べて153%値上がりしているようです。仮にレタス1玉の前月の価格が500円だった場合は765円に値上げされていることになり、具材を追加するとさらに費用がかさみます。
 
パスタサラダの費用は、具材である野菜の価格に左右されやすいでしょう。また、自宅でパスタサラダを作ると手間がかかる点は、デメリットかもしれません。
 
その一方で、工夫次第で節約ができる、量の調節がしやすい、好みの味付けにできるといったメリットもあります。
 

自宅でパスタサラダを作る場合の節約ポイント