「電子タバコ」と「紙タバコ」コスパがよいのはどちら?健康に与える影響はどう違う?
ここ数年は喫煙に関するルールが厳しくなってきていることもあり、紙タバコから電子タバコに移行する人もいるでしょう。電子タバコと紙タバコではどちらがコスパが優れているのか、気になる人もいるかもしれません。   電子タバコには紙タバコにない特徴もあるため、コストの差だけでなく、それぞれのメリット・デメリットや健康への影響なども確認しておきましょう。

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電子タバコとは?

紙タバコよりコスパがよく、ニコチン依存症を引き起こす心配のない電子タバコには、受動喫煙の被害を大幅に軽減できることや、禁煙を無理なく進められることなどのメリットがあります。
 
また、フレーバーの種類が豊富な商品も多く、香りを楽しむためのアイテムとして愛用している人もいるようです。紙タバコのようにタールが含まれていないので、歯や部屋の壁が汚れないというメリットもあるでしょう。
 
ただし、リキッドを補充する手間がかかることや、落下や浸水などによる故障から本体を守るため丁寧に扱う必要があることなどはデメリットに感じるかもしれません。また、紙タバコに比べてコスパはよいと考えられますが、本体を購入する必要があるので初期費用はそれなりにかかります。そのため、初めて電子タバコに挑戦する人にとっては、手軽さを感じにくいでしょう。
 

電子タバコと紙タバコのコストの差は?

まずは、電子タバコと紙タバコの価格を比較してみましょう。電子タバコは本体代のほかにリキッド代がかかるため、その分も計算します。
 
例えば、本体価格が1980円(税込み)、リキッド1本(60ミリリットル)が2880円(税込み)の電子タバコの場合、リキッド1ミリリットルで紙タバコ10本分です。600円(税込み)の紙タバコを1日1箱吸う場合の1ヶ月(30日)分の費用より約1万3140円も安く済む計算です。電子タバコは本体を買い替えない限り本体代がかからないため、2ヶ月目以降はさらに安くなると考えられます。
 
本体やリキッドの価格は商品によって差がありますが、選び方によっては節約効果も大きくなるでしょう。
 

電子タバコが健康に与える影響は?