年収「500万円」32歳です。結婚するなら収入が自分と「同じ」くらいの女性がいいのですが、高望みですか?
結婚相手に求める年収が高すぎると、結婚のチャンスを逃すおそれがあります。自分の求める額が世間一般とかけ離れていないか、気になる人もいるでしょう。   今回は「年収500万円台の女性」を結婚相手の条件としているケースを例に、次の内容などを解説します。

●男性が結婚相手に求める年収の平均 ●年収500万円台の女性の割合 ●条件を満たす相手と知り合う方法

▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?

男性が結婚相手に求める最低年収は平均約370万円

株式会社明治安田総合研究所が実施した「2023年 恋愛・結婚に関するアンケート調査」によると、未婚者および離別・死別者の男性が結婚相手に求める最低年収は、平均値372万6300円、中央値300万円です。一方、500万円台と答えた割合は13.6%となっています。
 
したがって、結婚相手の女性に求める年収として、500万円台は平均を上回ることが分かります。
 
なお、国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、女性の平均年収は316万円です。年収500万円超600万円以下の女性の割合は6.7%とわずかです。
 
結婚では、収入だけでなく、相手の結婚への意志や性格の相性なども重要な要素です。これら全ての条件を満たす相手と知り合える機会は限られるかもしれません。
 

条件を満たす相手と知り合うには?

条件を満たす相手と知り合いたい場合は、次の方法などを検討するといいかもしれません。
 

方法1:結婚相談所を利用する

結婚相談所では、指定した条件を満たす相手を紹介してもらえるようです。また、結婚相談所の入会者は身元が保証されており、かつ結婚に前向きと考えられます。結婚相談所に入会するためには、個人情報を提出したうえで、結婚の意志があることを示さなければならないためです。条件に該当する相手と短時間で知り合えるかもしれません。
 
他方、マッチングアプリに比べると、結婚相談所の料金は高額な傾向があります。担当者によっては、コンサルティングスキルが不足している場合もあるようです。
 

方法2:知人に紹介してもらう