経済的な援助ができないのであれば、精神的な援助をしてみてはいかがでしょうか。例えば、定期的に訪問をするほか、電話やメールなどで連絡を取り合うことが考えられます。
生活保護は「最低限度の生活の保障」とともに「自立の助長」も目的として掲げられています。生活保護なしで生活できるように、経済的な面だけでなく精神的な面から支えていくことも大切です。
まとめ
生活保護を受給する際には、可能であれば一定範囲の親族から援助を受けなければなりません。その場合、保護費は援助を受けている分だけ減額されます。
親族が生活保護を受けようか検討している場合、自身の生活に余裕がないのであれば無理に援助をする必要はありません。親族への援助は経済的な援助だけでなく精神的な援助も大切です。共倒れにならないように、できる範囲で親族を助けていきましょう。
出典
厚生労働省 生活保護制度
執筆者:山根厚介
2級ファイナンシャルプランニング技能士
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