日本銀行の窓口で破損紙幣を交換する場合、手数料はかかりません。日本銀行以外の金融機関では、手数料がかかる場合もあるため確認しておくと安心です。
 
また、日本銀行での引き換えの際には、窓口に備え付けられている引き換え依頼書への記入が必要です。引き換え依頼書は日本銀行のホームページからもダウンロードできますので、事前に印刷し必要事項を記載しておくと窓口での手続きがスムーズです。
 
破損紙幣は券面の表裏を確認できる状態にし、紙テープなどで紙片を貼り合わせておきましょう。ぬれている場合はしっかりと乾かし、余分な付着物があれば取り除きます。状態の確認が困難であればあるほど、手続きに時間がかかったり交換が難しくなったりする可能性があるためです。
 
硬貨の場合も同様に可能な限り原型を崩さないようにし、汚れなどは事前に可能な限り取り除いておきましょう。
 

ボロボロになった1万円札は銀行に持ち込めば交換してもらえる可能性が高い

破れたり汚れたりした紙幣・硬貨は、基本的には交換可能です。残存面積がどの程度あるかが焦点となります。
 
また、交換は日本銀行の本店もしくは支店で行えます。日本銀行では、手続きの事前予約が推奨されています。
 
日本銀行の本支店まで行くことが難しい方は、民間の金融機関でも対応しているため窓口へ相談しましょう。ただし、どの銀行でも交換できるわけではないことや、ゆうちょ銀行は対応していない点には注意が必要です。
 
万が一紙幣や硬貨を汚損した場合は、状態が確認できるようにして所定の金融機関に問い合わせましょう。
 

出典

日本銀行施行規則 第8条
日本銀行 破損したお金の引換窓口
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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