ハイブランドの広告塔ともなれば、ファッション業界においても単なる若者の流行だけではとどまりません。高級志向の大人世代が愛読するファッション雑誌でも特集を組まれるなどで、40代以降の世代もK-POPアイドルの顔を覚えるようになりました。
◆韓国ファッションは大人っぽい着こなしがベース
また、第3次ブームで人気を博した当時ティーンだったアイドルが、現在は美しいアラサー世代となって第一線で活躍しています。このことも、私たち40代が韓国ファッションに興味を持つきっかけとなっています。
日本のアイドルといえば、基本的にターゲット層がティーンに集中しています。そのためファッションも若い女の子たちにウケの良いスタイルをするので、40代の大人世代がハマりにくい要素でしかありません。
対するK-POPアイドルは長きに渡って活躍を見せることから、少女から大人の女性へと変化していく中で、その世代に応じたファッションアイコンで居続けてくれるのです。さらに、韓国ファッションというのは、日本のファッションに比べてシンプルで大人っぽい着こなしがベースとなっています。
アイドルよろしくな派手な服装・着こなしもありますが、実際の韓国のリアルクローズはエイジレスなデザイン、ユニセックスでモードなファッションが多いです。そうしたテイストも40代の女性が取り入れやすいので、着こなしの参考としているのではないでしょうか。
◆40代がイタ見えしてしまう韓国コーデのNG例
韓国ファッションが若者だけでなく大人世代でも受け入れられている理由についてつらつらと解説していきましたが、具体的に韓国コーデとはどういうものでしょうか。そして、20代の若い女性のような韓国ファッションを本当に40代が身につけて良いものなのか? そのさじ加減、選ぶと良い韓国コーデについてもご紹介します。
端的にいえば、装飾的で夢可愛いデザインや、過度な露出、カジュアルすぎるストリートコーデ、ギャルファッションは、ほんのアクセント程度に取り入れることをおすすめします。