東京都国立市の洋菓子店・MARRONNIER(マロニエ)は、埼玉県の老舗和菓子店・梅林堂との経営者間の信頼関係を基盤とした協業を正式に開始。
第一弾として、1月18日(土)より「梅林堂」の特別協力による新商品「国立マドレーヌ」を販売中だ
出会いのきっかけとコラボレーションまでの経緯
梅林堂は、かつて国立市で親しまれた和菓子店「紀の国屋」の4店舗を、多摩の和菓子文化を無くしたくない思いから引き継いだ。
その1店舗の谷保店がマロニエ本店と隣同士だったことから、2022年6月より両社の縁が生まれたという。
マロニエは長年、地元に愛される洋菓子店を目指しながらも、独自の課題に直面していた。伝統的な製法と新しい味の追求の狭間で、さらなる成長の機会を模索していた際、隣接する梅林堂との出会いが、新たな挑戦の契機となったそう。
マロニエの「さらなる成長をしていくために、より良いお菓子作りを学びたい」という想いを梅林堂が受け止め、企業経営の相談をする中で、同社の課題解決の一つとしてマロニエの商品開発に全面協力に至った。
経営者の想いが紡ぐ、新しい国立市の銘菓
その新たな挑戦として、梅林堂が長年培ってきた菓子製造の技術と伝統を、洋菓子の新しい形で結実させたものが「国立マドレーヌ」だ。
同商品は、ふわふわっと空気の様に溶けていく、ほんのりチーズ風味のマドレーヌ。きめ細かく香ばしい生地に、ナチュラルチーズの深いコクが際立つ美味しさに仕上げられている。
同商品は、マロニエが梅林堂の160年の歴史で育んだ「限定製法」で製造している、これまでにないような繊細な味わいと質感を実現した逸品。
梅林堂ならではの技術が活かされており、長年にわたる菓子づくりの伝統と、徹底的な研究開発の結晶とも言える。
「国立マドレーヌ」のパッケージは、国立市の象徴である赤い駅舎をモチーフに、梅林堂とゆかりのあるイラストレーター・奥村ゆい氏によって特別に制作されたデザイン。